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執筆者の写真柴郡貓 Cheshire Cat

金門の風獅爺|金沙鎮點點名,風獅爺大本營?(中日文併記)





隨處可見的閩南式建築,散落在田野之間,每當高粱收成前,結穗滿滿的稻田與紅磚矮牆、燕尾翹脊的屋頂,是金門在平常也不過的日常景色。路旁大樹下有黃牛正在小憩,而村莊的入口矗立著一尊威風凜凜的風獅爺,守護村民的出入平安,這一幕是最能代表金門的畫面。


金門島では至る所で閩南式の建物を見ることができます。田畑の中で高粱酒の原料となるモロコシの収穫前のふくよかに実った穂や、低い赤レンガの壁、燕尾式屋根が点在するのが金門の日常の風景です。道端の大きな木の下には黄牛(アメウシ)が横たわっていて、村の入り口には堂々と風獅爺が鎮座し、村の人々の安全な出発と帰りを祈願しています。これこそが金門を代表する風景と言えるでしょう。



風獅爺與沖繩的石獅子長得十分相似,作為「鎮風止煞,祈祥求福」之用,居民視為村落的守護神。風獅爺的起源來自於金門自古以來一年之中有九個月均在風季,深受風害所苦,當地居民為了防止風害,設立了風獅爺來鎮風止煞。而現在全金門多達上百尊的風獅爺,肩挑金門村落的守護神之重責大任, 亦搖身變為金門居民虔誠膜拜的對象,如今風獅爺已成為今日金門的象徵,每年秋季舉辦風獅爺文化季,邀請旅客前來金門尋訪風獅爺的足跡,現在就跟著柴郡貓的腳步,金門走透透,來幫風獅爺們點點名!


金門の風獅爺(シーサー)は沖縄の風獅爺によく似ていますが、「鎮風止煞,祈祥求福(風を鎮め、福をもたらす)」と言う役割があり、村の守り神としてずっと崇められてきました。1年のうち9ヶ月もの間、強い風に見舞われる金門島では、風害による被害が大きく、それを避けるための守護神として風獅爺を作ったのが金門島の風獅爺の始まりとされていて、以後、信仰深い金門の人々は風獅爺を村の守護神として日々崇めています。現在、100体を超える風獅爺は金門島を象徴する存在にもなっています。金門の金沙エリアでは毎年秋に風獅爺文化フェスティバルが催され、多くの観光客が金門島を訪れます。それでは金門島の風獅爺を見つける旅に出かけてみましょう!



第一站來到金沙鎮,可說是風獅爺分布最密集的鄉鎮,其中又以官澳的數量居冠,不管是威風凜凜的大尊風獅爺,還是被遺忘在牆垣的隱藏版風獅爺,光是尋找風獅爺就充滿了樂趣,每尊風獅爺各具特色讓人驚喜。


金沙エリアは金門の中でも風獅爺が一番密集してあるエリアといえます。堂々とした大きな風獅爺や、塀に隠れた風獅爺なども忘れてはいけません!どの風獅爺もそれぞれが持つ特徴に驚きや喜びを感じることができるので、風獅爺巡りは楽しみがいっぱいですよ!


官澳風獅爺




此尊位於馬山觀測所旁的風獅爺,身高有230公分,以帥氣的站姿迎著風,除了披風之外他還有圍裙也是最大的特色之一,立姿雄獅面朝東北,手裡拿著軍旗,為居民鎮風鎮邪。而另外馬山另一側還有一尊雌獅風獅爺,兩個長相十分類似,雌獅身高約190公分,兩尊號稱「天下第一獅」,共同守護著自古以來時地理位置十分重要的官澳村。


官澳風獅爺は馬山観測所の横にあります。高さは2メートル30センチで風に当たって佇む様はなんともかっこいいです。マント以外、エプロンを着けているのも特色の一つで、東北に向かって立っている様は勇ましく、風を鎮めるため、手には軍旗を持っています。外馬山にはもう一体メスの風獅爺がおり、2体の風獅爺はとても似ていますが、メスの風獅爺は高さ1メートル90センチで2体の風獅爺は「天下第一獅」(世界で一番の風獅爺)との称号がついていて、昔から官澳村はとても地理的に重要な位置にあるとされてきました。






官澳因人口較密集,還有許多隱藏版的牆垣型風獅爺,與居民一起生活在同一個屋簷下。據說因民宅建造時為鎮巷煞與路沖,因而在石磚砌成的外牆裡鑲上風獅爺。隨著歲月流逝,有些房子倒塌、屋主搬遷,留下這些風獅爺,為歷史寫下註記。牆垣形風獅爺雖沒有威風凜凜的披肩裝飾,卻更能感受到與居民之將相互依存的關係,即使有些面貌已風化難以辨認,還是充滿了生活的溫度。

  

官澳は金門の中でも比較的人口が多い場所で、住民たちの生活と一緒に一つ屋根の下に佇む、壁に隠れた風獅爺がたくさん見られる場所でもあります。民家を建築する際、突き当たりの道の交通安全を祈願し、石のレンガ造りの壁の中に風獅爺を埋め込みました。月日が流れるに従い、いくつかの家は取り壊されたり、主が引っ越ししてしまったりしましたが、風獅爺はここに残って、その歴史を刻んでいます。壁の中の風獅爺は堂々とした派手な装飾はありませんが、温かな雰囲気に満ち溢れていて、たとえ風邪で顔などの装飾が風化してしまっていても、ここに住む住民たちとの深い関係を感じることができます。



西園風獅爺



西園一帶早期為產鹽地,設有鹽場,可以看看有趣的製鹽過程及鹽田風景。而西園風獅爺的雄獅就佇立在西園鹽場的門口,彷彿守護著這片鹽田一般。右手拿著筆,左手拿著印,這樣經典的姿態更被印成郵票發行,可是風獅爺中的大明星喔。

  

西園一帯は塩の産地で製塩所があるため、塩作りの行程や塩田の風景を見ることができます。オスの西園風獅爺は西園製塩所の入り口にあり、塩田を見守っているかのようです。右手には筆を持ち、左手には判子を持ち、許可証を発行するかのような古典的なジェスチャーにも見えます。金門の風獅爺の中でも大人気のスター風獅爺です。



另一尊西園風獅爺的雌獅則位在旁邊樓山寺的後方,體型比雄獅還大,但卻是個名符其實的雌獅子呢。你看他的臉部表情生動可愛,還吐出小舌頭裝可愛,榮登我心目中最俏皮的風獅爺。


もう一体のメスの西園風獅爺は近くの樓山寺の後ろの方にあります。体はオスの風獅爺よりも大きいですが、間違いなくメスの風獅爺です。表情が生き生きとかわいらしく、舌をぺろりと出している様子を見ると、私の中で金門風獅爺のチャーミング賞をあげたいくらいです。


沙美風獅爺



整個沙美街昔日可以區分為「東尾甲」、「西尾甲」、「下巷」、「五柱」、「七柱」、「榕樹下」等六個甲頭。在過去,六個甲頭分別有四尊故具特色的風獅爺顧守沙美街,每年農曆四月初二是這四尊風獅爺的生日,信眾們皆會準備祭品祭祀風獅爺。左持金劍、又捧金印雙眼透出金設光芒的西尾甲風獅爺,是1985年從台灣引進供奉,霸氣十足。

  

沙美街は昔「東尾甲」、「西尾甲」、「下巷」、「五柱」、「七柱」、「榕樹下」と言う六か所の部落に分けられていました。以前、沙美街の6つの部落全体を守るため、4体の風獅爺を置いていたそうです。毎年旧暦の4月2日を風獅爺の誕生日とし、この地区の住民たちは皆、奉納のためにお供え物などの準備をします。1985年に国から奉納された西尾甲風獅爺は、左手に金の剣を持ち、金の2つの目が神々しく光り、とても強そうな出で立ちです!




五柱的風獅爺則十分可愛討喜,左腳踏踩球、右腳蹬瓦片,黃色的身軀歪著頭若有所思是不是十分吸睛呢。別看他外表可愛其實有著驅邪鎮煞,還有當地「走孝」的習俗,為了當地喪事去晦氣的功用喔。


五柱の風獅爺はニコニコしてとてもかわいらしい雰囲気です。左脚は赤い玉を踏み、右脚は瓦の上に乗せていて、黄色の体と頭を傾けている様子は何か考え事をしているようで、思わず瞳に吸い込まれそうになります。とてもかわいらしい見た目ながら、邪気を追い払うとされていて、またこのエリアには葬儀の後、風獅爺にお供えをし、礼拝する「走孝」という習わしがあり、葬儀の際の悪い運気を取り払うとも、されています。


中蘭風獅爺




在中蘭地區,結婚當天新人除了必須祭拜家中祖先、廟裡的神祇外,中蘭及下蘭的風獅爺,也是新人當天必拜的守護神之一,以祈求平安及來年能順利添丁。據說中蘭風獅爺早年時,還曾顯靈擊退入侵的外敵的傳說。中蘭風獅爺可以說是最萌的風獅爺代表了,藍藍的身體搭配胸前條紋,加上水汪汪的大眼睛,吸引電影也都來此取景,在國片「夏天協奏曲」嶄露頭角登上大螢幕。

  

中蘭エリアでは結婚をする日に新郎新婦が先祖や廟にお参りする他、平安と男の子の赤ちゃんが生まれることを祈願し、あたりの守護神である中蘭風獅爺、下蘭風獅爺にお参りをする風習があります。また、この風獅爺が作られて間もないころ、敵の侵入を防いだという言い伝えがあります。中蘭風獅爺は金門の風獅爺の中でも一番萌えキャラ風な可愛さがあると言え、ブルーのボディにお腹部分には縞模様が入って、ウルウルとした大きな目が特徴です。この可愛さに惹きつけられて、「夏天協奏曲」という台湾映画に出演し、スクリーンデビューもしていますよ!


青嶼風獅爺




除了高大威武威風凜凜的風獅爺是來到金門必訪的景點之外,尋找隱藏版的風獅爺更是深入瞭解金門在地風景最好的旅遊行程。青嶼風獅爺除了在金山道殿前方有一尊之外,在前方部有的田野間更有一尊遺落田邊的風獅爺喔。這尊風獅爺曾到台北歷史博物館作展出擁有高人氣,後因私人所有加上未被安座,便被放置在田邊悄悄守護眼前美好的風景,也有越來越多的遊客慕名而來一睹人氣風獅爺的真面目。、


高く大きくて威厳のある堂々とした姿の名物風獅爺を見る以外、金門について深く理解するために隠れ風獅爺を見つけるのものよい旅程になりますよ!青嶼風獅爺は金山道殿前の一体の他、前方の田畑の脇にもいるんです!この風獅爺は台北の歴史博物館でも展示されたことがあり、とても人気を集めました。その後、個人の所有物となりましたが、台座が無いためこの田畑の脇に置かれ、目の前に広がるすばらしい景色をそっと見守っています。人気風獅爺の本来の姿を見たいと多くの観光客がここを訪れています。




未完待續。


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